人生初のソロ徒歩キャンプに向けて準備中。
今回の調査対象はキャンドルランタン。
正直「初キャンプにはいらないかな」と思っていたのですが、被災時にも使える、癒やし効果ありということで調べてみました。
キャンドルの効果
癒やしの夜間照明
光量が弱いので照明としては頼りにならなそう……
でも被災時にあると安心ですね。
懐中電灯やランタンの電池がなくなるかもしれないし。
平時では癒やし目的に使ってる方も多いのではないでしょうか?
雰囲気のいいレストランやリラクゼーションサロンに置いてあるのを見かけます。
それだけリラックス効果が高いんでしょうね。
被災時にも「キャンドルを灯すことでリラックスできた」という方もいるようです。
キャンドルの癒やし効果には根拠があるようで、
炎のゆらめきは1/fゆらぎといわれているようですよ。
1/fゆらぎ……聞いたことあるかも
1/fゆらぎとは?
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は 0 より大きい、有限な範囲をとるものとする。
どういうこっちゃ……?
「そもそもゆらぎとは?」「1/fゆらぎってなんなの?」
ってことで、さらに調べてみました。
- 「ゆらぎ」とは規則的なものが一時的にずれること。
- 「1/fゆらぎ」とは規則性と不規則性の調和が取れていること。
ちょっと理解に近づいたかも
人の心拍の間隔、電車の揺れ、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、波の音、雨音、木目、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方なども1/fゆらぎのようです。
言われてみれば、どれも一定のようでいて毎回同じではないですよね。
自然のもの、微妙に変化があるものばかり。
でも、なんで1/fゆらぎが癒しになるの?
そもそも、ゆらぎの大小で効果が違うようです。
- ゆらぎが大きい:意外性、突発性が高い⇒不安になる。
- ゆらぎが小さい:単調、変化がない⇒飽きる。
確かに!
大きくても小さくても駄目。
1/fゆらぎはこの調和が取れている状態なんですね。
もっと調べたかったけど調査はここまで。
1/fゆらぎはまだ仕組みが解明されていないようなんです。
調べてもこのくらいの情報しか出てこなかった……
1/fゆらぎ仲間に人の心拍があるあたり、
生体リズムと近いから安心感を覚えるんでしょうね。
火の不始末に気をつけよう
キャンドルを使うときは火災に注意しましょう!
- キャンドルを裸のまま使用しない
- 細長いローソクは倒れる可能性があるので安定感のある形を選ぶ
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- 消火用の水を用意する
そういえばキャンドルランタンって細長いローソクを入れる物多いですよね。
ケースに入れてしまえば転倒してもすぐに燃えないかもしれないけど、どうせなら安定した形のほうがいいかも。
地震時は揺れにも注意が必要です。
- 余震の可能性のあるうちは使わない
- 落としても割れない不燃性の容器を選ぶ
被災時用にポリカーボネート製の衝撃に強い容器に入ったキャンドルも販売されているようです。
キャンドルの使い方とメンテナンス
使い方
- 芯の根本に点火(ろうが溶けてガス化したものに火がつくため)
- 連続燃焼時間は2~3時間ほど(短時間だと真ん中だけ溶けてしまうため、表面が均等に溶けるまで使用する)
- 火を消す時はピンセットなどで芯をつまみ、溶けたロウに浸す(吹き消すと飛び散る危険あり。真っ直ぐに起こすの忘れずに!)
- 香りをつけたい時は精油を落とす
使用後のメンテナンス
- 芯を0.5~1cmに調整する(芯をカット)
- ロウ液が溜まったまま放置しておくと固まって芯が埋もれてしまうのでロウ液を捨てる(紙コップ、アルミホイルで作ったお皿などに捨てる)
- 芯が中心に来るように調整する(偏り防止)
- ワックスの残り1~1.5cmになったら取り替える
おすすめキャンドルランタン
LOGOS キャンドルランタン
- 100均でも売っているティーライトキャンドルが使える
- 80g、H9.5×直径5.5cmと軽量コンパクト
レトロで可愛い。
レビューによると「少し動かしただけでロウが垂れてくる」「燃焼中はランタン底部、取っ手がかなり熱くなる」「少しの風で消える」など。
携帯性を重視すると機能がちゃちくなるのはしょうがないのかな?
小型のアルコールランプ「MGT-4」がちょうど収まるらしく、ロウソクではなくオイルで使っているという方も多いようです。
ただ「アルコール燃料をいれたら加熱し熱暴走気味になりました」という方もいるようなので、どうなんだろう……?
UCO キャンドルランタン
- Amazon、キャンドルランタンで検索するとトップに来る商品
- +180g、H16.5×直径5cm(使用時)。H10.6×直径5cm(収納時)
ソロキャンパーに大人気。
ホディの材質もアルミ、真鍮と種類があり、真鍮は使い込むほど味が出る。
レビューによると「コンパクト」「ソロキャンプに丁度いい」「溶けたロウがこびりついてロウソクの台が外しにくい」「オイルランタンにできる」など。
コンパクトで携帯性は良いけど掃除が面倒くさそう。
小型だからしょうがないのかな?
ギャレットウエイド(Garret Wade) フォールディングキャンドルランタン
- 荷物の隙間に入る折りたたみランタン
- 508g、21.8x12.2x11.1cm(使用時)、2.1x12.2x17.7cm(収納時)
1906年にチャールズ・H・ストーンブリッジ氏によって製造・特許取得された折りたたみ式キャンドルランタン
スクリーンはガラスではなくアイシンググラス(雲母の薄いシート)。
なんとガラスよりも耐久性がある天然素材。
風合いに個体差があるとのことで愛着わきそうですね。
オリジナルは現在生産されておらず、今出回っているのはレプリカなのだとか。
レビューによると「ビンテージ感がいい」「大ざっぱな作り」「歪みが多い」など。
雰囲気作りには良いけどガラスのほうが炎のゆらめきがきれいに見えるかも。
アウトドア用 キャンドルホルダー
- キャンドルイベントで使われるカップ
- H15×直径9cm
いっそのこと、こういうのでも良いんじゃないでしょうか?
軽くて丈夫なポリカーボネイトカップ。
軽い故に安定性はないけど、中に砂や水を詰めれば安定します。
砂水ならアウトドア時、現地調達できますね。
カップにこのキャンドルを入れれば安定感あるし、風にも強いんじゃないかなと思いました。
カメヤマ キャンドルグラス ポシェex
- キャンドルイベントで使われているグラス入りキャンドル
- H8×直径6.8cm
ガラス製容器だから安定感もあり熱にも強い。
色も緑、黄、赤、青、無色とカラフル。
まとめ
コンパクトで軽量、熱に強く丈夫、掃除も簡単といった理想のランタンはなかなか無いものですね。
あちらを立てればこちらが立たず。
難しいこと考えず、初心者は100均のティーキャンドルとガラス容器でもいいかも。
ただし風の強い日は使用を控えること。
とにもかくにも火事には注意してキャンドルを楽しみましょう!