前回のキャンプで持っていった『U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180』より軽量コンパクトなインフレータブルマットがないか調査してみました。
- なぜインフレータブルマットを選ぶのか?
- U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180(mont-bell、¥10,450)
- ピークライトマットレス180(ISUKA、¥9,900)
- プロライトレギュラー(THERMAREST、¥13,200)
- ウルトラライトS.I.マット (レギュラー)(SEA TO SUMMIT、¥9,900)
なぜインフレータブルマットを選ぶのか?
マットには色々な種類があり、それぞれに長所短所があります。
ウレタンマット
【長所】値段が安い。座布団代わりになる。耐久性がある。
【短所】かさばる。
エアーマット
【長所】膨らませば最も厚みがある。コンパクトに収納できる。
【短所】耐久性がない。空気を入れる手間がある。
インフレータブルマット
ウレタンマットとエアーマットの中間。
【長所】自動膨張である程度膨らんでくれる。空気を入れるのが楽。
【短所】値段が高い。
コンパクトさを一番に考えるならエアーマット。
だけど、耐久性が心配。
丈夫で安いのはウレタンマット。
焚き火の側でクッションにしたり、マットにして寝転んだり、自由自在に形を変えることができる。
ただ、かさばるのが気になる。
良い所取りなのがインフレータブルマット。
空気をあまり入れなくても膨らんでくれる手軽さ。
実際に使ってみたところ厚みもちょうどよく、地面からの冷えも感じませんでした。
(ウッドデッキの上に設置したからかもしれない)
ただ、高いのが難点。
迷う……
徒歩キャンプする私にとって大事なのは、ザックで持っていく際の状態。
ということで図を描いてみることにしました。
ウレタンマット外付け状態で描いてみました。
結構中に入れる物あるんですよね~。
前回は現地で食材を買ったけど、今度は食材をクーラーボックスに入れて持っていきたい。
そして次回はウッドデッキの上で地べたスタイルで焚き火をしたい。(左下の図のように)
となるとクッションか座椅子が必要。
ウレタンマットならクッションにもマットにも変えられるし、火の粉が飛んできても穴が空いて空気抜けたりしないから良い。
と思ったのですが、
そもそもザックがごつかった。
以前お店で見て「良いなあ」と思ったザックがあるんです。
図のように上の部分が取りはずせてウエストポーチになるっていう。
腰で背負う、とにかく疲れない設計にしてあって、その分見た目もごつかったんですよね。
それにさらに外付けするの……ごつくない?
と、色々考えてインフレータブルマットに決めました。
クッションは小さいマットか座椅子でも良いかもしれない。
U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180(mont-bell、¥10,450)
重量:681g
収納サイズ:Φ16cm×25cm
R値:記載なし(mont-bell公式では5つ星評価の内、星3だった)
熱遮断率について
前回のキャンプが4月後半。近くの那須高原の夜の気温が2℃。
地面からの寒さは感じませんでした。(ウッドデッキの上に設営していたからかもしれない)
膨らませ方
別売りのポンプバッグを使って膨らませることができます。
組み合わせについて
サイズ違いの120も気になってます。
枕+パッド+座布団という組み合わせができるんですよね。
- U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 120(¥9,350)
- U.L.コンフォートシステムピロー(¥3,410)
- エクステンションパッド 30(¥1,980)
計¥14,740
180に枕を付けて計¥13,860だからちょっと高くなる。
でも、エクステンションパッドは座布団代わりにできるので地べたスタイルの焚き火の時に便利。
寝る時にマットにドッキングさせて足りない部分を補うので、別に座布団買うよりかさばらないのも良いですね。
枕の必要性、ジョイントについての解説動画
確かにマットの素材的に滑るから固定できると良いんだろうなあ。
サイズ90を選ぶ方もいるようです。
収納袋に衣類を詰め枕に、足元にはバックパックを置くという。
かなりの上級者……! それで寝れるんだろうか?
ピークライトマットレス180(ISUKA、¥9,900)
重量:580g
収納サイズ:φ13×26cm
R値:記載なし
膨らませ方
ポンプバッグ等の販売はないようです。
口か、別にポンプを買って膨らませることになります。
口だと衛生的にどうなんだろう。
組み合わせについて
サイズ違いの120も気になります。
こちらも枕+パッド+座布団の組み合わせができます。
- ピークライトマットレス 120(¥7,700)
- ノンスリップピロー(¥2,090)
- コンフィライトシート(¥2,310)
計:12,100
mont-bellより¥2,640安い。
安さが魅力的。だけど、ポンプバッグがないのが私的にマイナスポイント。
他にもAmazonで「重量の記載が違う」「イスカのマットは評判悪い」などのレビューもあったりして購入をためらってしまう……
と思ったら、一方で寝袋、マットレスに特化したブランドということで評価するレビューもあり、どっちなんだろう?
とてもわかりやすい動画
プロライトレギュラー(THERMAREST、¥13,200)
重量:510g
収納サイズ:Φ10cm×28cm
R値:2.4
膨らませ方
別売りのポンプバッグを使って膨らませることができます。
組み合わせについて
本体も高ければ、ポンプバッグの値段も高いのが気になるところ。
エアヘッドライトピロー レギュラー(¥4,400)をつけるとさらに高くなってしまう。
とてもわかりやすい動画
2019と2020モデルの違いがよくわかります。
吸気口の大きさが異なるので、ポンプバックもモデルに対応したものでないといけないみたい。
R値についても勉強になります。
ウルトラライトS.I.マット (レギュラー)(SEA TO SUMMIT、¥9,900)
重量:550g
収納サイズ:φ13.5×26cm
R値:2.6
膨らませ方
別売りのポンプバッグを使って膨らませることができます。
組み合わせについて
枕もあります。
レギュラーサイズで60g。
こちらの動画の途中から出てくるんですが、驚くほど小さいです。
とてもわかりやすい動画
個人的に
座布団ドッキングできるmont-bell、
安くて軽いSEA TO SUMMIT、
が気になりました!