関東周辺徒歩キャンプ

電車、バス、自転車で自由気ままに

キャンプ道具おさらいPart2【ソロ徒歩キャンプ】

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テント泊2回目のキャンプ道具おさらい。

 

前回は高速バス移動、芝生(ウッドデッキあり)、

今回は電車移動、河原(石ゴロゴロ)、

と、だいぶ環境の変わった場所でキャンプをしました。

装備に対する印象も変わったので再び振り返ってみることにしましたよー。

 

 

運搬用

ザック(MILLET、サース フェー 60+20 LD)○

ザック自体は良い。

  • 分離型ウエストポーチで買い物に行ける。
  • 腰に左右2つあるポケットはスマホや定期がすっぽり入る大きさ。(ザックを降ろさず出し入れできる)
  • 背中に空間が空くので涼しい。
  • 体にフィットさせるためのベルトが複数あり、肩と腰で負担を分散できる。

分散できるといっても長距離歩くには重いんですけどね……^^;

 

問題は電車に座った時、置き場所に困ること!

 

キャンプ用のザックって、大きく重いので網棚に乗せるの厳しいんですよね。

結局、床に置くことに。

でも電車の床って汚いし、股の間にザックを挟むのもお行儀悪い。

 

そこで考えたのがキャリーカートとザックを併用する方法。

  • 家→駅(自転車移動。ザックは背負い、前かごにキャリーカートを入れる。駐輪場でザックをキャリーカートにのせる)
  • 電車(キャリーカート移動。体の負担が少なく、電車でもスマート。ザックの底も汚れずに長持ちする)
  • キャンプ場(足場が悪い、坂道のあるキャンプ場ではザックを背負っていく)

 

しかし今度はキャリーカートがかさばることに。

私が使ってるのは『BUNDOK キャリーカートM』。

折り畳める+丈夫+重量のバランスをとって購入しました。

使い心地に関しては満足。

車輪がそこそこ大きいのでちょっとした段差でつまづくこともありません。

ただ片手で持てる重さ大きさでも、嵩張ることは嵩張る。

持つ時間が少ないならいいかなという感じ。

 

ちょっとの苦労よりメリットのほうが大きい。

キャリーカートだと持っていけるものの選択肢が格段に増えるんですよね。

  • 鉄板等の重いもの。(背負う距離が短かければ持っていける重さ)
  • ブランケット等のかさばるもの。(混雑する場所でザックに外付けすると人に当たりそうだし、ごつくて目立つ)

これからの季節、徒歩キャンプと言えど防寒具に妥協したくない。

今まで以上に大荷物になると思うんですよね。

次回は折りたたみマットも持っていこうと思っているし。

 

↓ こちらの記事のようにフロント側に取り付ける方法で持っていきたい。

nebukuro.net

だからキャリーカートにザックを取り付ける方法を次回は採用したいと思っております。

 

居住スペース用

テント(アライテント、トレックライズ1)◎

軽い、コンパクト、設営簡単、文句なし。

欲を言えば、もっとコンパクトにしたい。

ネットで調べたところ、トレックライズ1のスタッフバッグにテント一式、グランドシート、タープをまとめて収納し 、ISUKAの『ウルトラライト コンプレッションバッグ S』で圧縮しているという方を見つけました。

トレックライズ1のスタッフバッグにテント一式入れるのにも苦労しているのに、入るのかな……?

私の場合はMでも良いかも。

こちらは『NANGA オーロラ600DXレギュラー』が入る大きさのようです。

レビューを見ているとシュラフ、ダウンジャケット、ダウンパンツ、テントシューズを入れているという方もいて冬場に良さそう。

 

タープ(アライテント、トレックタープbeyond)◎

ポール(アライテント、コンパクトポール150cm)◎

普通のハイキング用リュックでも楽に収納できるサイズ。

タープは収納時、手のひら1.5倍くらいのサイズ。

ポールはもはや短い棒。マトリョーシカのようにコンパクトに収納できる。

この2つと座布団、焚き火台あたり持っていけばデイキャンプできちゃいますね。

日差し遮り、雨除け効果にも期待。

 

グランドシート2つ(100均、ブルーシート)

雑に使えるのがすごく良い。

100均のブルーとグリーンのシートを購入。

ブルーはテントの下に敷くグランドシートとして。

グリーンはテントの前に敷く、玄関マットとして使ってます

河原のキャンプ場だとテントの中に砂が入ってしまったりするので、玄関マット的なものがあるとテントが汚れずに済むんですよね。

前回はこの上に座布団を敷いて過ごしました。

炭を起こした時、火花が散って穴が空いてしまったけど100均だからダメージ少ないのもいい。

グランドシートは消耗品だし。

ブルーシートはオシャレ度は下がるので、それ以外の色のほうがおすすめです。

 

スリーピングマット(mont-bell、アルパインパッド25 120)◎

座り心地の悪い場所で寝るのに必須。

これがなかったら石ゴロゴロ地面では寝れなかったと思う。

このサイズだと頭と足首ははみ出してしまうけど、その分コンパクト。

頭には枕、足元にはザックの背面部分を敷いて寝てます。

最初は折り畳めるフォームマットを買おうと思ったけど、あまりの大きさに断念。

 

でも次回はフォームマットを持っていこうかなと思ってます。

フォームマットだと焚き火の前で心置きなくゴロゴロできるじゃないですか。

それに次回はキャリーカートで持っていくのでフォームマットのデメリット「かさばる」がそんなに苦ではない。

 

実は今回、座布団を持っていったんですが、地面がゴツゴツしていると尻は守れても膝をついた時や手をついた時が痛いんですよね~。

膝のためにチェアもいいかなって思ったけど軽いものは座り心地も微妙なようで。

とりあえず焚き火を見ながら寝そべるというのをやってみたいのでフォームマットは購入予定。

冬になったらマット二重にして使うかもしれないし、損はないと思う。

使わなかったらヨガマットにしても良さそう。

 

枕(SEA TO SUMMIT、エアロプレミアムピロー)◎

驚異の手のひらサイズ。

枕があるとないとじゃ快適度がぜんぜん違う。

このサイズなら持っていくべき。

 

シュラフ(sahara、ダウンシュラフ)◎

安い割にふわふわして寝心地が良い。

収納袋にベルトが付いていてコンパクトにすることができる。

9月上旬の河原ではちょうど良い暖かさだった。

ただ厚みはそこそこなので春、夏用かな。

 

秋、冬は『山渓×NANGA オーロラ600DXオールブラック』を持っていく予定。

 

エマージェンシーブランケット(SOL、アウトドア ヒートシート)ー

隙間に入るほどの薄さ。

まだ使ってないけど冬場は活躍しそう。

防寒、レインケープ、タープ、グラウンドシート、シュラフカバー、クーラーボックス代わりといろいろ使えるみたいですよ。

 

折りたたみ座布団(サーマレスト 、Zシートソル)△

軽い上に細く折り畳めるのでコンパクト。

本当は折り畳めるフォームマットを持って行きたかったけど、かさばるのでこちらを購入。

……だけど、やっぱりマットのほうが良かったかも!

 

座布団としては石ゴロゴロの地面でも気にならないし、いいんですけどね。

ただ座布団って立ち上がる時に手や膝ついたりするじゃないですか。

その時にちょっと痛いんですよね。地面が石だと。

 

とりあえずフォームマットを座布団、ごろ寝シートにしようと思います。

 

で、やっぱり背もたれがほしい、高さがほしいとなったらチェアを視野に入れようかな。

 

徒歩キャンプに良さそうなチェアもついでに探してみました。

王道のヘリノックス。

お高いけどザックに収められそうなほどコンパクト。重さも970 gとチェアにしては軽量。

ただ以前試座した時、ちょっと座面が窮屈に感じました。(体型によるかも)

 

モザンビークも気になる。

ヘリノックスの半額、ワイドサイズ幅56~53cm。

こっちのほうがやや広いようなので、私には合っているかも。

重量1.28 Kgで背負っていけないこともない。

 

チェアゼロも気になる。

店頭で持ったんですが、すっごい軽かったんですよね。

驚異の490g!

幅52cmというのがちょっと狭いかな。

 

エーフライのマンティスチェアも気になってたんですが最近倒産?したらしく販売停止に……

座り心地良さそうだったのに~!

 

ヘッドライト(GENTOS、GTR-831D)◎

ランタンなくていいかも。

意外とこれだけでも過ごせる。夜中のバーベキューもできる。

頭にヘッドライトつけてバーベキューしてる姿は格好悪いかもだけど。(^^)

あと夜中に写真を撮る時は、ちゃんとした照明がないと綺麗に撮れないですね。

ただ非常にコンパクトなのは確か。

ヘッドライトにスーパーの袋をかぶせると、光が拡散してランタン代わりになるようなので今度やってみたい。


焚き火、飲食用

折りたたみウォーターボトル(Platypus、容量2L)◎

くるくる巻けてコンパクト。

容量もソロキャンプでは十分すぎるほど。

一つ困ったのが乾きにくいこと。この形状のものは乾きにくいよね……

いろいろ試した末、100均で売っていたボトルブラシを中に入れ広げて放置したら乾きました。

 

焚き火台(belmont、焚き火台TABI)◎

薄い、軽い、組み立て簡単。

氷川キャンプ用は直火OKだったけど炭火焼き肉したかったので持っていきました。

直火してわかった焚き火台の便利さ。

かまどを作るの結構難しいんですよね。

持ってきた網が傾いてしまったりと安定しませんでした。

ちゃんと網を載せられる焚き火台のほうが初心者には楽!

直火だと持ち物減らせていいんですけどね。

まあ、焚き火台はそんなに重くもかさばりもしないから苦ではないのですが。

 

着火剤(ロゴス、防水ファイヤーライター)◎

よく燃える着火剤。

過去一番燃えた。(1回失敗している人)

今回は基本に忠実に焚付用のペラペラな板、フェザースティック、小中大の薪を用意したからかもしれない。

サイズも小さくて持ち歩きやすいしオススメ!

 

チャッカマン◎

細いので隙間に入る。

『SOTO、フィールドチャッカーST450』を買ったけど、ただ焚き火するだけだったらこれで良かったかもしれない。

火力の弱さが不安だったけど、着火剤が強力ならこれでもいける。

フィールドチャッカーは七宝焼、ブリュレ等の炙り料理に使おうかな。

七宝焼、どうやって作るんだろ……?

 

ナイフ(モーラナイフ、コンパニオン ヘビーデューティ)◎

気持ちいいほど薪が割れる。

バトニング楽しい! フェザースティック作り楽しい!

前々回のこぎり代わりに使おうとしたから駄目だったんだな。

モーラナイフは錆やすいので黒錆加工したほうが良いとのこと。

sotoyamaasobi.com

 

火吹き棒(100均)○

100均で十分。

前回ボロクソに言った火吹き棒だけど今回十分役目を果たしました。

ちゃんと基本に忠実にやってたら火が消えることはないんですね……

消えかけたところに吹き込むとちゃんと燃え上がってくれる。

ありがとう火吹き棒。ボロクソ言ってごめんよ。

 

耐熱軍手(mont-bell、ノーメックスグローブ)○

熱いものを持つのに必要。

取っ手の熱くなった鍋を持ったり、焚き火台を移動したり、焼き芋むいたり色々と使い所あり。

今の所、熱い思いをしたことはないので役に立ってると思う。

 

トング(100均)○

長さはあるけど隙間に入る。

炭を投入したり、砕いたり、薪の位置を変えたり色々使い所あり。

すごい発見したんですが、なんとこれ傘カバーにすっぽり入る。

下のボタンを真ん中にあるボタンにはめると丁度いい長さなんですよ。

これまでは先端をハンカチで巻いて輪ゴムで縛ってたんですが、それだと何かに引っかかった時にゴムが落ちちゃうんですよね。

傘カバーに入れれば、そんな悩みともおさらば!

 

ショルダーバッグ○

クリーニング屋でもらった不織布バッグ。

薪も炭もすっぽり入る大きさ。

仕分けしたゴミもこの中に放り込んでゴミ捨て場に持っていきました。

折り畳めてコンパクトにもできるので便利。

普通に洗濯機で洗ってます。

 

クーラーボックス○

徒歩キャンパーは食材を現地調達したほうがいい。

今回、肉(2パック分)、野菜(とうもろこし、えりんぎ、にんにく)、スモアの材料等を持っていきました。

これでもちょっと重い。

今回行った氷川キャンプ場は周りに肉屋八百屋コンビニがあったので現地で買っても良かったかもしれません。

現地調達するだけなのでクーラーボックスもそんなに性能良いものでなくていいかも。

 

机(SOTO、フィールドホッパー)◎

細い板状に収納できる。

コンパクトにできて便利。

地面が石ゴロゴロだと安定したテーブルはかなり重宝します。

 

アルミ取皿(100均)○

折り曲げれば、ぺたんこに収納できる。

本当は直火で使っちゃだめなやつだけど普通に使ってる。

強火で燻製を2回したら穴があいたけど、炭火でちょっとソースを温めるくらいなら保つみたい。

調理用、取皿代わりにと色々使える。

直火OKなものもあるみたいですよ。

 

シェラカップ(100均)○

直火にもかけられる。

欲を言えば取っ手を折り畳めると鍋に収納できて良かったかも。

 

あると良かったもの

火消し壺

特に炭。なかなか火が消えず寝れなかった。

火消し壺があると安心して寝られるかも。

 

スポンジ

氷川キャンプ場の洗い場にスポンジはあったけど油っぽかったんですよね。

マイスポンジを持っていったほうが良さそう。

 

新鮮な野菜、フルーツ

炭火焼きだけだと飽きるので新鮮なフルーツか惣菜があると最後まで美味しく食べられるかも。

 

衛生用

ゴミ袋◎

キャンプ場によって持っていく数を決める。

生ゴミ薪炭の焼け残り、ペットボトル(蓋、カバー外す)、その他を入れるくらいの袋があればいいんじゃないかな。

 

キッチンペーパー◎

ティッシュ、タオル、台布巾代わり。

食器にこびりついた汚れを拭う(その後ウエットティッシュで拭く)、机を拭く、油を鉄板や網に塗るなど万能選手。

万能すぎて今回使い切ってしまった。

芯を抜くとコンパクトになって良い。

 

ウエットティッシュ

除菌大事。

食器を綺麗に拭う、手を除菌、汚れを拭くなど万能選手。

コロナ渦の今はなくてはならない存在。

 

手ぬぐい◎

タオルほど厚みがないので隙間に入れやすい。

早朝の結露したテント、タープをふいた。

キッチンペーパーばかり使っているとなくなるので、ちょっと汚れてもいい系は手ぬぐいで拭くことにした。

 

軍手◎

整地、ガイロープに石を取り付ける、ペグ打ち、薪をバトニングする時にも活躍。

一つは持っていったほうがいい。

 

防犯用

鍵(100均)◎

テントから離れる時、夜間にあると安心。

 

ブザー(100均)◎

催涙スプレー(motedo 防犯スプレー)◎

LED人感センサーライト◎

 

防犯用にあると心強い。

 

美容、虫よけ用

虫除け線香(森林香)○

一部の危険な虫は近づいてこないみたいだけど、その他の虫は普通にくる。

危険な虫が近づかないだけ良いのかな?

持ってると安心ではある。

 

虫除けスプレー○

今回自作のハッカスプレーを持ってくるの忘れてしまった。

体やテントにまいてどれだけ虫が来ないか試すはずだったのに。

ただ公園で使った所、アリが回れ右していたので効果はあるかも。

 

歯ブラシ、歯磨き粉○

今回水場が遠かったので飲んでしまった。(あんまり飲まないほうがいいんだろうけど)

飲み込んでも安全な食品成分100%・ケミカルフリーの歯磨きというものもあるようです。

 

あると良かったもの

応急処置ポーチ

下痢止め、胃腸薬、ワセリン、テーピングサポーター、絆創膏、爪切りピンセット、鏡など。

やけど、捻挫した時の対処法を書いた紙を入れておくのもいいかも。

最寄りの病院のチェック。健康保険証は忘れずに