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キャリーカートでザックを運ぶ方法【BUNDOK キャリーカートM】

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私が使用しているキャリーカートは『BUNDOK キャリーカートM』。

車輪も大きく、フレームも太く頑丈。(耐荷重40kg)

半分に折り畳め、片手で持てるくらいの重さ。(本体重量2kg)

だけど、一般的なキャリーカート同様、段差に弱い。

重くて嵩張るザックを乗せて段差につまづくと、ひっくり返ってしまう。

 

なので改造してみました。

 

 

改造キャリーカートの運搬方法

改造といってもキャリーカートに板をはめて、ゴム紐でぐるぐる巻いただけのお手軽DIY

  • キャリーカートに板を固定(出っ張りで横揺れ防止
  • カートにマットを固定(ゴム紐で取り付ける、マットの固定
  • キャリーカートにザックを固定(虎柄のゴム紐二つ、ザックのチェストベルト・ウエストベルトで横揺れ防止、黒いゴム紐で前後揺れ防止
  • 一番下に鉄板(重いもの)を入れる(重心を下へ

このキャリーカートなら平坦な道では危なげなく、小さい段差くらいなら乗り越えられる。

さすがに大きな段差ではぐらぐらするので、立ち止まってザックの頭を押さえ、落ち着くのを待った方がいい。

細かい砂利が敷き詰められているところは、前に押すと安定する。

 

今回、奥多摩氷川キャンプ場へ向かいました。

 

家から最寄駅までは自転車で行きました。

歩いたら15分くらい。普通に歩く分にはいいけどザックを背負って歩くのはかなり疲れる。(鉄板入ってるし)

徒歩キャンといえどザックを背負いながら歩く距離は減らしたい。

ザックは背負い、キャリーカート・マット・ボードは大きめのショルダーバックにまとめて、自転車のカゴに入れる。

カゴから落ちないようにゴム紐で自転車に固定した。

これがめっちゃ楽

 

最寄り駅〜奥多摩までは電車。

キャンプ場までキャリーカートに乗せていく。

ザックを下に置かないので汚れないのがいい。

体に負担もかからないので、キャンプ地に着くまでに体力消耗することもない。

定期とスマホはジャケットのポケットに入れて、その他は全部ザックに入れる。

だから手ぶら状態。すごい楽。

 

氷川キャンプ場は急な坂道があり、石がゴロゴロしている河原サイトなので流石にキャリーカートでは厳しい。

なのでザックを背負い、ショルダーバッグにキャリーカート・マット・ボードを入れて持っていきます。

ザックのクッション性、重量分散のベルトのおかげでだいぶ楽。

女性でも重いキャンプ道具を背負っていける。

これまで体力を温存してきたのでキャンプ地についてへとへと……ということもない。

 

『サース フェー 60+20 LD』のアクセスの良さ

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上部のゴムをずらせば、ザックの蓋部分にあるポケット(持ち手側に2つ、裏に1つある)を開閉できる。ここにiPad miniも入る。

 

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さらにザックの蓋部分をはずせば、本体にアクセスできる。

そこに追加の荷物、食材、お土産等をじゃんじゃん投入できる。

サース フェー 60+20 LD(ミレー) は通常60Lから+20L拡張できるのだ。

キャリーカートなので重さをさほど気にしなくても良いのが嬉しい。

直売所の新鮮な野菜を好きなだけ買って帰ることができる。

 

ペットボトルはサイドポケットに。

電車に座っている時も取り出せるのが便利だ。

 

キャリーカートで大変なこと

良いことばっかり書くのもあれなので大変だったことも書く。

 

キャリーカートで駅構内を移動するにはエレベーターを使う必要がある。

まずエレベーターがないとかなり大変である。

 

エレベーターがあっても待ち時間を考慮しなければならない。

今回の立川という大きな駅を通過した。

休日ということもあり、ベビーカー5台待ち。

乗り降りするのに時間がかかるのか、かなり待つ。

残念ながら予定していた電車に乗り遅れてしまった。

こういう事態を想定して余裕を持って行動する必要がある。

 

ザック背負った時と比べて、小回りが効かないから混雑するところでは苦労する。

狭いホームでは譲り合い精神を発揮。

人が通過するまで待機するなどしなければならない。

 

改造キャリーカートの作り方

用意する材料

 

 


三友産業 トラ柄フラットゴム HR−2615 19mm×200cm│ロープ・ホース ロープ

 

 

 

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適当な小板とネジ。(よーと。当初フックも付ける予定だったがスペースがなかったので使わなかった)

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穴開ける用のキリ、プラスドライバー、木工用ボンド。

 

作り方

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まず板をキャリーカートにセットして、マット・ザックも装着する。

板のポジションが整ったところで、小板をボンドでつける。

 

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小板の位置から裏まで線を引いて、ネジを付ける場所に印をつける。

きりで軽く穴を開けて、ドライバーでネジを埋め込む。

 

これで完成。「DIYと呼べるのか……?」レベルの簡単さである。

 

ちなみにマットはモンベルで買った丸ゴム紐(たしか3m)、コードロックで固定している。

当初はマットをザックに外付けする予定だったのでこの長さにしたが、4重くらい輪を作ればキャリーカートにマットを装着するのに丁度いい長さになる。

もし今後ザックにマットを取り付けたくなった時はこの紐を使えばいい。あると何かと便利な気がする。

 

外付けする方法はこちらの記事を参照。

nebukuro.net