ソロキャンプの効果について考えてみました。
パーソナルスペースは作れる
世の中には大勢の中にいて安心する人もいるし、自分の領域に踏み込まれるの苦手な人もいる。
私はどちらかというと自分の領域に踏み込まれるのが苦手なタイプ。
人と交流するのは楽しいけど一人の時間も大事。
誰かといる時間、一人の時間、3:8くらいで欲しい。
ただ、この過密都市東京、どこに行っても人で溢れてる。
電車に乗れば、目の前にいちゃつくカップル、騒ぐ子供を注意しないスマホポチポチ親。足を組んでる人の靴底が当たりそうだし、匂いのきつい人、咳をやたらする人もいる。
歩道を歩けば、道いっぱいに広がって歩くグループ、ファミリー。
家の中でも、外で騒いでる声がうるさくて窓も開けられない。酷い時には部屋の中でイヤマフをして過ごすことも。(自分の家なのに~!)
そんなストレスばかりの日常……
家の中はまだしも「外でパーソナルスペース守るの無理でしょ」と諦めてました。
本当はキャンプとかしたかった……
ただキャンプはグループ、ファミリー、カップル向けのリア充趣味。
「一人なんて変な目で見られるに決まってる」
「わざわざ騒がしいところに行くなんて」
「テントなんて防御力のない紙装甲じゃん」
こんなことを思ってました。
不可能だと思っていたことを可能にしてくれたのが昨今のソロキャンプブーム。
「一人でもキャンプしていいんだ!」と目からウロコ。
大人だけの静かなキャンプ場、ソロ専用サイトと一人でも過ごしやすいキャンプ場があることを知る。
時間や場所を工夫すれば、私みたいな周囲を気にするタイプでも外でのんびり過ごせる。
それがわかったのが近年で一番大きな出来事でしたね。
自分のこれからにかなり影響与えたと思う。
おひとりさま向けのサービスがどんどん増えてきて、
私の世界もどんどん広がっていく。
今まで一人だからと我慢していたことが、できるようになった。
そのきっかけを与えてくれたのがキャンプだったんですね。
日常のありがたみがわかる
キャンプって楽しいけど不便なこともいっぱい。
外の美味しい空気を肺いっぱいに取り込んで、きれいな景色で目を癒やす。
得られるものはたくさんある。
けど普段当たり前に受け取っていたものがなくて不便を感じたりもする……
お湯を贅沢に張った湯船、ふかふかのお布団、清潔な服、ボタン一つで美味しいご飯が炊ける炊飯器、冷たいものをいつでも取り出せる冷蔵庫。
普段は当たり前にあるものがない。
ないことがこんなに不便なんだって気付かされる。
その状態で家に帰ると自宅が天国に見える。
お風呂、お布団、ホカホカご飯、冷たいアイスにドリンク。
「自分、こんなに贅沢な空間で暮らしてたのか!」としみじみ感じる。
たった一泊で色あせた日常が鮮やかに変わる。
これぞキャンプの魔法!
キャンプで日常で得られない開放感を味わい、
帰宅して日常の利便性に気づく。自分が恵まれていたと気づく。
一度で二度の喜びを味わえる。
旅行でも感じるけど落差が激しい分、キャンプのほうがより大きな喜びを得られるんじゃないかな?と思います。
簡単に達成感を味わえる
達成感を得る=自己肯定感が高まる。
普通、達成感を得るのって時間と労力を伴う事が多いですよね。
でもキャンプでは簡単に得られるんですよ。
テント設営できた!
焚き火が燃えた!
芋が焼けた!
燻製ができた!
これらを成し遂げるごとに自己肯定感がUP!
「なんだ……自分、意外とできるじゃん!」
キャンプはまだまだできることがたくさんある。
この先いくらでも達成感を作り出せる。
「自分なんて……」と落ち込む暇もないくらい!
あと自然の中、テント泊した経験も自信につながると思う。
いつ災害が起きるかわからない。
そんな時でも屋外での過ごし方を身に着けていればちょっと安心。
いざという時の予行演習にもなる。
得られるものがいっぱいあるキャンプ。
これからも癒やされるため! 自己肯定感を上げるため!
色んな所に行ってみたいと思います。