初心者のソロ徒歩キャンプで持っていったものを紹介したいと思います。
活躍したもの、イマイチだったもの、全く使わなかったものと色々ありました。
整理して次のキャンプに活かしたいと思います。
目標はザックのみで行く徒歩キャンプ!
<仕分け方>
活躍したもの ○
イマイチだったもの △
使わなかったもの ×
※イマイチだったものの中には「物は良いがソロ徒歩キャンプには重い、かさばる、オーバースペック」なども含まれます。
テント、周辺道具
クロノスドーム2型(mont-bell)△
やや重くかさばる、徒歩キャンプに向かない。
二人用だけどシュラフと荷物を置いたらいっぱい。
これで二人用なんだから一人用って相当小さいんだろうな。
サイズ感は丁度良かったです。
盗難防止のためギアを中に入れたいので、ソロキャンプでもこのくらいの面積はほしいかな。
設営は簡単。女性一人でも設営できました。
防寒効果について。
4月の終わり早朝、フライシートには結露がついていたけど、インナーテントにはありませんでした。
なので、雫がポタッと落ちてきて「寒い!」ということにはならない。
でもテントの防寒効果ってそれほどでもないんですね。ペラペラな生地2枚だし、そりゃそうか。
寒さはシュラフで防ぐって感じなんだろうな。
通気性について。
通気性は割と良いと思う。
特に夏場、ベンチレーターがあるとないとじゃ全然違うと思う。
クロノスドーム2型はベンチレータが前後二箇所あるので、一箇所のものより空気の通りが良いんじゃないかな。
前室はダンボール一個入るくらいの大きさ。
思ったほど広くはないなあというのが正直な印象。
テントの張り方が悪かったのかもしれない。
あと前室に靴を入れて寝たら良かったな。
外に出してたら朝露のせいか、若干湿ってたんですよね。冬場は凍るかも。
汚水を入れたバケツも冬場は前室に入れておいた方がいいかもしれない。
U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180(mont-bell)○
軽くてコンパクト。徒歩キャンプ向き。
今回マットをレンタルしたら別売りの空気入れ(ポンプバッグ)もついてきました。
ペラペラの袋状で、空気を集めて入り口を手で絞り、圧をかけて空気を入れる仕組み。
バルブに口をつけないので衛生的。
ウッドデッキの上に設営したこともあってか、快適に横になることができた。
徒歩キャンプ動画でよく見る折りたたみタイプのマットと迷ったんですよね。
あれも形を変えればクッションにもなるし、安いし良いなあって思う。
でも、みんなザックの外側に付けている。
人の多い新宿を経由することの多い人間としては、マットもザックの中に収めたいところ。
このマット、厚みも収納時のコンパクトさも気に入ったのですが、
120cmパッド+まくら+クッションを組み合わせて使用する
という手もあるんですよね。
↓ mont-bell公式HPに図があります。
モンベル | オンラインショップ | U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180
今後地べたスタイルで焚き火したいと思っているのですが、その時にクッションがほしいので、この組み合わせ方もありかなと。
マイナスファイブ(deuter)△
かさばる、徒歩キャンプに向かない。
今回持っていったキャンプ道具の中で一番かさばってしまった。
どうやってもザックに入らない、キャリーカートで持っていくしかなかった……
これだけ大きければ防寒効果もあるんだろうなあと思ってたんですが、
4月後半の気温でも寒かったです。(那須高原の24時気温は2℃!)
これに関しては自分で厚着したりエマージェンシーシートを使えばよかったなと反省。
でも持っていくの大変な割に効果を感じなかったのはがっかり……
ブルーシート(ダイソー)○
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
今回ウッドデッキの上にテントを張ったので、たいして汚れませんでした。
機能的にはブルーシートでも十分なんじゃないかな? 見た目を気にしなければ。
mont-bellのテントが黄色だったので、黄色と青で目立つんですよね。
自分のテントが見つけやすいという利点もあるのですが、どうだろう。
今のところ、見た目にはさほどこだわりないので、今度もこれで行こうと思います。
破れても100円だと思うと気が楽。
サバンナチェア(Helinox)△
やや重くかさばる、徒歩キャンプに向かない。
かさばり度ではシュラフに並ぶかもしれない。
今回キャンプした『笑うふくろう』にはウッドデッキがあり、椅子の代わりになるので、次はチェア自体持っていかなくて良いかもしれない。
あと焚き火を眺めるのには地べたスタイルのほうが良いんじゃないかなと思いました。
チェアが焦げるのも気にしなくていいし。
冷えが気になるけどクッションがあればいいかな。
今回持っていったmont-bellのマットみたいに空気入れて膨らむクッションなんて良いんじゃないかなー、と思ったらすでにありました。
アルミロールテーブル(CAPTAIN STAG)△
かさばる、徒歩キャンプに向かない。
テーブルを巻くという斬新な発想。
組み立ても簡単だし、丈夫なので良いのですが、徒歩キャンプだともっとコンパクトなものを求めてしまう。
↓ このくらいコンパクトなものでもいいかなと思いました。
荷物の隙間に入りそうだし、耐荷重3kgだから鉄板も乗せられそうですね。
小型ハンマー(メーカー不明)△
家の工具箱に入ってたものを持っていきました。
普通にペグ打ちできたし、サイズは細くて良いんだけど、重さが気になるところ。
もっと軽い物を探したい。
あると良かったもの
枕
「枕なくても寝れるでしょ~」なんて軽く考えてました。(・.・;)
あった方が断然楽!
iPad miniを床に置いて、横向きに寝ながら動画見てたんですが首が疲れました。
うつ伏せで動画見ようとすると腰に負担がかかるし……(以前それで椎間板ヘルニアになった人)
最近はうつ伏せでお腹に枕を敷いて動画を見ています。
これだと腰も反らないので良いかなと思って。そのためにもやっぱり枕は必要。
空気入れて膨らますやつでも良いから持っていきたい。
エマージェンシーシート
防寒用。
薄くてコンパクト、入れておいて損はないかと思います。
防災用品にもなる。
焚き火道具
焚き火台TABI(belmont)○
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
収納すればノートみたいに薄くてコンパクト。黒い収納ケース、網付き。
組み立てればソロにちょうど良い大きさ、かつ薪一本入る豪快さもあり。
付属の網の上に鉄板も置けるし、網の上で調理しながら、下でホイル焼きなんてこともできます。
軽いし、分解できるので洗うのも簡単。
利点を挙げれきりがない、買ってよかったキャンプ道具の一つです。
強いて悪いところを上げるとすれば、薄い分、鋭利なので手を切らないように注意しなくちゃいけないところかな。
CRチャッカマン(東海)○
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
スーパーで売っていたもの。
普通に火がつくので良いんじゃないかな。
ストッパー、ガス残量確認窓、炎調整レバー、引掛けフックと安い割に多機能だった。
新聞紙△
着火剤として持っていくも、これだけでつけるのは至難の業。
火がすぐに消えてしまう。
初心者は素直に着火剤を持っていくのが吉。
ダイソーにも着火剤売ってるらしいですよ。
うちわ△
ミニうちわでも十分風は送れたものの、煽げば灰が舞い、炎がなびいてしまう。
燃え広がらないか不安になってしまった。
火吹き棒があれば空気を送りたい場所に集中的に送ることができるし、炎も靡かない、
灰も舞わないので、火吹き棒を買おうと思います。
セリアにも火吹き棒売ってるらしいですよ。
火バサミ(ダイソー)○
軽い、徒歩キャンプ向き。
長さがあるのでコンパクトではないけど、細身なので隙間にシュッと入れられます。
薪の位置を変えたり、ホイル焼きを出し入れするのに使用。
100均で十分でした。
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ×
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
薪をバトニングするために持っていったけど、まさかの出番なし。
小枝は膝でパキッと折れる。
中くらいの枝はナイフより、のこぎりのほうが向いてる。
大きめの薪は焚き火台にそのまま投入した。
薪しかない場合はバトニングして、いろんなサイズを作る必要があったんだと思います。
『笑うふくろう』では場内にたくさん枝があったのでそれで十分だったんですよね。
なので、今度は折り畳みのノコギリを持って行こうと思います。
ノーメックスグローブ(mont-bell)○
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
高耐久・難燃素材を使用したグローブ。
保温性もあるので寒い時の手袋代わりにもなりそう。
網を設置する、薪を追加する、ホイル焼きのホイルを剥がす時に使用。
火を使う時は軍手よりもちょっと安心かも。
軍手○
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
テント張り(ペグ打ち)、焚き火台の組み立て・分解(薄くて鋭利なため)、薪を割る時に使用。
あると何かと便利。
あると良かったもの
焚き火シート
燃え広がりはしなかったけど、火の粉で小さい植物の葉っぱが焦げてしまったのを見たので、焚き火シートがあれば良かったな。
今度はウッドデッキに焚き火シートを敷いて、その上に焚き火台を設置、地べたスタイル(ウッドデッキで座って眺める)をしたいんですよね。
安全に焚き火するために焚き火シートを持っていこうと思います。
衛生、水場道具
ウォータータンク(ダイソー)△
かさばる、徒歩キャンプに向かない。
100均で購入。
鉄板の汚れをかき取るため、歯磨きの時に使用。
思ったより出番がなかった。
水気のある料理をしなかったからかもしれない。
でもソロには大きすぎるし、かさばるので次回は持っていかないと思う。
ソロ用の折り畳めるウォーターボトルを購入したい。
石鹸×
手洗いはあるし、自分のサイトでも手が汚れたらウエットティッシュで事足りたので出番なかった。
ビニール手袋、ジップロック×
念の為に持っていったけど全く使わなかった。
薄いし、大した荷物にならないので、入れておいて損はないかも。
ゴミ袋○
燃えるごみ、燃えないゴミの分別に使用。
ウエットティッシュ○
汚れを拭き取る際に使用。
アルコール入りで除菌も期待できそう。
折りたたみソフトバケツ(RULAYMAN)
軽くてコンパクト、徒歩キャンプ向き。
※5L使用。
野菜を洗う、鉄板を洗う、焚き火が燃え広がった際の鎮火用、火のついた薪を消す(本当は炭にしたほうがいいんだけど)、歯磨きの汚水入れ、物の運搬などさまざまに利用できた。
今回買ったキャンプ道具の中で満足度高い物の一つ。
折りたたむとコンパクトになる。
キッチンペーパー○
焼き芋(キッチンペーパー・新聞紙にくるんで水に浸しアルミでくるむ)、汚れを拭き取る時に使用。
タオル△
手を拭く時に使用。夏場は汗を拭いたり、近所の温泉に行く時にあると便利かも。
でも手拭きはウエットティッシュで事足りるし、4月ということもあり汗もかかず、今回出番がなかった。かさばるから手ぬぐいでも良かったかも。
あると良かったもの
ショルダーバッグ
水場に行く時、薪を拾う時にあるといいなと思った。
給水の際はバッグの中に、バケツ、ウォーターボトルを入れる。
撤収の際はショルダーバッグを肩にかけ、バケツを持って水場に行く。
バッグの中身はウォーターボトル、分解した焚き火台、残った炭、ゴミ袋、火ばさみなど。
調理道具
アルミホイル○
焼き芋に使用。他にも色々なホイル焼きができる。
焚き火に投入して根菜類なら一時間ほど放置するだけなので簡単。
寒い時は体に巻くのも良いが、ホイルがぼろぼろになるのであと片付けが大変。(足に巻いて夜を過ごした人)
鉄板セット○
【ふるさと納税】15105 【おうちBBQ】厚板鉄板 ソロキャン用(トング、スクレッパー、専用袋付)
重いけどコンパクト、やや徒歩キャンプ向き。
ソロ用の鉄板、スクレッパー、ミニトングがついたふるさと納税お礼の品。
1.3kgと重いけど、かさばらないのでザックの隙間に入る。
ステーキも野菜炒めも美味しく焼ける。
焚き火でもストーブでも使える。
洗い物も簡単。水を入れ沸騰→汚れをかき取る→火で乾燥で終わり。錆止めのサラダ油は家で塗れば良い。
ホットケーキ、お好み焼き、もんじゃ、ちゃんちゃん焼き等の鉄板料理から、燻製、缶詰を使ったアヒージョもできる。
↓ 参考になる鉄板料理がたくさんのってるサイト
アウトドア派の鉄板プレス料理 - 業務用鉄板 BBQ鉄板の昭和屋工業
↓ 以前書いた記事。
【ふるさと納税】岐阜県中津川市『厚板鉄板ソロキャン用』レビュー - おひとりさまの生活改善ブログ
ナイフ・フォーク○
家で使用しているものをそのまま持ってきた。
可もなく不可もなく、今後気になるようだったら軽くて折りたたみできるものに変更するかもしれない。
ナイフと同じくらいの長さで同じ箱に入れていたのでサイズで困るということはなかった。
塩コショウ○
ジッパー付きの小さな袋に入れて持っていった。
オリーブオイル○
ステーキは塩コショウ、オリーブオイルで美味しいというネット記事を見て挑戦。
美味しかった。ステーキのタレも美味しいけど。
油があればなにかと便利だし、オリーブオイルなら色々応用も効きそう。
……カプレーゼとか。(料理のレパートリーが少ないのであまり思いつかない)
あると良かったもの
ストーブ
「到着したばかりで疲れている」「朝に温かいものを飲みたい……」
そんな時はスイッチ一つで着火するストーブがあると楽。
実はふるさと納税の御礼の品で届くはずだったんだけど、人気なのか在庫がないらしく、今回は持っていけなかった。
シェラカップ
コップは高さがあってかさばりそうだけど、シェラカップなら邪魔にならなそう。
実は小鍋をすでに買っており、鍋やカレー、ポトフに挑戦したいと思っているんですよね。
その中に収まるシェラカップを探したいと思います。
飲料用、取皿用とあると便利かな。
照明、その他道具
アポロ(BLACKDAIMOND)△
防災用品から拝借。
単三電池4本で動く。光量の調整可能。
スタンドにも吊り下げ式にもなる。
光量は80ルーメン、夜中は出歩くこともなくサイトにずっといたから不便はなかった。テント内も明るく照らしてくれる。
重量は320gと、やや重め。
今はもう少し軽くて、パワーのある物もあると思うので、探してみようと思います。
ちなみに今回使用したタイプはすでに販売終了しているようで、形が変わってました。
GTR-831D(GENTOS)○
兼防災用品。
単三電池1本で動く。可動式ヘッド。頭頂部に紐があるから落ちにくい。
今回は夜中にトイレに行ったりしなかったので活躍しなかったけど、いざという時にあると心強い。
LED人感センサーライト○
女のソロキャンプは危険だというので念のために購入。
思った以上に小さく、ザックの隙間にシュッと入るので持ち歩きやすかったです。
替えの電池○
案の定、普段使っていない防災用のランタンの電池が切れたので替えました。
催涙スプレー○
女のソロキャンプは危険だというので念のために購入。
かなり小さいのでかさばらない。
キーホルダーみたいにかばんに付けることもできる。
虫除けスプレー○
自然が多いだけあって虫が多いので必須。
歯磨きセット○
エチケット大事。
化粧セット×
かさばる割に全然使わなかった。
なんかもういいかなって……\(^o^)/
常備薬○
下痢止め、胃薬、酔い止め、絆創膏を持っていった。
使ったのは酔い止めくらい。でもいざという時のために揃えておいたほうが良い。
折り畳みキーボード×
向こうで文章でも書くかと思ったら全然使わなかった。
ブロガーさんは現地でとにかく写真と動画を撮りまくって、仕上げは家でやれば良いと思う。書いてる暇がないくらい楽しい。
あったら良かったもの
南京錠
防犯対策。
テントを離れる時など、ギアをテントに入れて鍵をかけておくと安心。
ウエストバッグ
財布等の貴重品を入れておきたい。
意外とテントを離れることって多いんですよね。
水場に行ったり、薪を取りに行ったり。
そういう時にウエストバッグなら両手が空いて良いなと思います。
水場に行く、薪拾いの時は腰にウエストバッグを巻いて、ショルダーバッグを肩にかけて行く。
ちょっと散歩したい時はウエストバッグだけで行く。
私の場合、財布、アイパッドミニ、スマホが入るくらいのサイズが良い。
財布も普段使っているものじゃなくて小さいものを持っていこうと思いました。
参考になる動画
いるもの、いらないものを整理してみたわけですが、
徒歩キャンプ先輩方の動画が非常に参考になります。
これから色々調べて、コンパクトなザック作り頑張るぞ!