徒歩キャンプ向きテントの条件について洗い出しました。
今度は条件に合うテントを探してみようと思います!
これから紹介するものは全て、
- 1kg台
- 自立式
- ダブルウォール
- 前室あり
- 長辺側に入り口(Cloud Up 2だけ短辺側)
のテントになります。
- NEMO ホーネットストーム 2P(52,800円)
- NEMO タニ 2P(63,800円)
- プロモンテ VL27(52,800円)
- アライテント トレックライズ 1 1~2人用(46,420円)
- NEMO ダガー ストーム 2P(60,500円)
- ゼログラム エル チャルテン Pro 2P(74,800円)
- NEMO アトム 2P(43,450円)
- NATUREHIKE Cloud Up 2 20D(18,900円)
- MSR ハバハバNX(62,000円)
- 収納サイズ比較
- まとめ
NEMO ホーネットストーム 2P(52,800円)
【重量】0.94kg
インナー10D、フロア15D、フライ10D。
【収納サイズ】48×14cm
インナーテント、フライシートの袋を伸ばせば2倍の長さになりポールも入る。
ポールだけ分けたり、状況に応じて収納方法を変えることができます。
【耐水性】耐水圧:記載なし
フライシートの丈が短いので隙間から雨水が入り、インナーテント部分に染みてしまう可能性がある。
一応、フライシートの大きく空いている部分はフロア(灰色部分)と同じ素材で覆われているようなので、耐水性はあるんだろうけど雨の強さによりますよね。
実際に使用した人のレビューを見ると雨水がはねてインナーテントに染み込んだり、フライシートに雨水の膜が張るなどイマイチな評価のようでした。
【通気性】
入り口が二箇所あり、生地メッシュ二重構造。
フライシートの丈が短いため通気性良好。
【防寒性】
生地メッシュ二重構造なので寒い時は閉めればいい。
フライシートの丈が短いため冷気が入ってくるかも。
風に煽られないか若干心配。
インナーテントは風や冷気の侵入を防ぐブリーザブルナイロンという素材でできているようです。
【備考】
ライトポケットあり。
【とてもわかりやすい解説動画】
NEMO タニ 2P(63,800円)
【重量】1.18kg
インナー15D、フロア15D、フライ15D。
【収納サイズ】記載なし
コンプレッションベルトが収納袋のサイド2箇所にあり、コンパクトにすることができる。
サイズ感のわかりやすい動画
【耐水性】耐水圧:フライ1,200mm、フロア1,200mm
【通気性】
出入り口下部が生地メッシュ二重構造。前後にベンチレーションあり。
【防寒性】
生地メッシュ二重構造なので寒い時は閉めればいい。
【とてもわかりやすい解説動画】
プロモンテ VL27(52,800円)
【重量】1.45kg
インナー10D、フロア30D、フライ20D。
【収納サイズ】W25×φ15㎝(本体)、 W37×φ5.4㎝(ポール)
【耐水性】耐水圧:記載なし
【通気性】
正面、後ろにベンチレーションあり。
正面下の三角分が生地メッシュ二重構造だけどちょっと面積小さいかも。
【防寒性】
4シーズン用のテント。雪山の場合はフライシートの代わりに使用する外張がオプションで販売されている。
【とてもわかりやすい解説動画】
一つ前のバージョンの(背の高い人向け)の設営動画です。
破れてしまった体験も動画に上げてらっしゃるので参考になります。
やっぱり砂利場でやるのは怖い!
アライテント トレックライズ 1 1~2人用(46,420円)
【重量】1.46kg
インナー28D、フロア?、フライ30D。
【収納サイズ】30×φ14cm(42×φ14)
( )内はスタッフバッグのエクステンションスカートを延ばし、ポールをスタッフバッグ内に収納した状態の収納サイズ。
【耐水性】耐水圧:記載なし
より良い防水性能を発揮するために、必ず付属の防水液「シームコート」による防水加工を取扱説明書に従って行なって下さいとある。
【通気性】
入り口が生地メッシュ二重構造。ベンチレーション1箇所あり。
【防寒性】
生地メッシュ二重構造なので寒い時は閉めればいい。
【備考】
オプションのトレックタープ Beyond(340g)が軽くて良さそう。
【とてもわかりやすい解説動画】
サイズは一人用かな?
気になるタープを張った状態を見ることができます。
NEMO ダガー ストーム 2P(60,500円)
【重量】1.51kg
インナー15D、フロア30D、フライ15D。
【収納サイズ】51×16cm
収納袋からポールを抜いてコンプレッションコードを絞ればコンパクトにできる。
【耐水性】耐水圧:フライ:2,000mm、フロア3,000mm
フライの丈が短いので隙間から雨水が入り、インナー部分に染みてしまう可能性がある。
【通気性】
入り口が二箇所あり、生地メッシュ二重構造。
フライの丈が短いため通気性良好。ベンチレーション1箇所あり。
【防寒性】
生地メッシュ二重構造なので寒い時は閉めればいい。
【とてもわかりやすい解説動画】
ゼログラム エル チャルテン Pro 2P(74,800円)
【重量】1.54kg
インナー15D、フロア15D、フライ20D。
【収納サイズ】記載なし
【耐水性】耐水圧:フロア4,000mm
【通気性】
インナーほぼメッシュ。ベンチレータ2箇所あり。
【防寒性】
インナーほぼメッシュなので防寒性はないかも。
【備考】
フライとインナー、フットプリントを連結して一度に設営できるのが特徴。
カラーがかっこいい。
2Pの日本限定カラーは「CLEAR RED」にオーシャンブルーのポールの組み合わせ。朝焼けの時間帯、光が反射する水分量の多い空気と鮮かな赤い空をイメージしたそう。
【とてもわかりやすい解説動画】
NEMO アトム 2P(43,450円)
【重量】1.58kg
インナー40D、フロア75D、フライ20D。
フロア生地が厚めなので耐久性がありそう。
【収納サイズ】記載なし
上記のタニ2Pとの比較動画参照。
【耐水性】耐水圧:フライ1,200mm、フロア3,000mm
【通気性】
出入り口下部が生地メッシュ二重構造。ベンチレーション1箇所あり。
【防寒性】
生地メッシュ二重構造なので寒い時は閉めればいい。
【とてもわかりやすい解説動画】
NATUREHIKE Cloud Up 2 20D(18,900円)
【重量】1.73kg
インナー20D、フロア30D、フライ20D。
【収納サイズ】40×13cm
【耐水性】耐水圧:フライ4,000mm、フロア4,000mm
【通気性】
入り口・インナー上部メッシュ、ベンチレーション1箇所あり。
【防寒性】
インナー上部がメッシュなので防寒性はないかも。
【備考】
グランドシートも含めてのお値段。今回紹介した中で唯一入口がサイドにある。
【とてもわかりやすい解説動画】
MSR ハバハバNX(62,000円)
【重量】1.76kg
インナー20D、フロア30D、フライ20D。
【収納サイズ】46×15cm
【耐水性】耐水圧:フライ1,200mm、フロア3,000mm
【通気性】
入り口2箇所。インナー上部ほぼメッシュ。ベンチレーション2箇所あり。
【防寒性】
インナー上部がメッシュなので防寒性はないかも。
【とてもわかりやすい解説動画】
収納サイズ比較
こんな表を作ってみた!
数字が書いてないものは収納サイズのなかったもの。
細い棒はポール袋です。
エアライズはタニ2Pとアポロ2Pの比較で使われてたので大きさを確かめるために載せました。
思ったのが、意外とクロノスドーム2型コンパクトだったんだなってこと。
重みで大きく見えちゃってたのかな……
この表だけ見るとダガーストーム2P大きいってなるけど、ポールと分ければもっと小さくなると思われます。
まとめ
こう見ると全部生地が薄めなんですよね。
生地を薄くすることによって軽量化を図っているんだなと。
以前私が使ったクロノスドーム2型がインナー68D、フロア70D、フライ75Dということを考えると、今回のラインナップ10D~30Dって相当薄い。
クロノスドーム2型も生地薄いなあと思ってくらいなので、あれ以上薄くなって大丈夫なのかなと思ってしまいます。
長年使っている人もいるということは注意すれば持つんだろうな。
あと気になるのが防寒性。
4月後半の気温(おそらく2℃)ですらガクブルしてたのに耐えられるかな……
シュラフに+エマージェンシーシートと今度はきちんと防寒対策してから行くつもりだけどちょっと心配。
テントに防寒性ってあまり期待しちゃいけないんですかね。
雨風は防いでくれるけど、温度はシュラフ周りでなんとかするものなのかな。
1kg切るものもあるのには驚きました。
その分フライの丈が短いとか犠牲にしているものはあるみたいだけど。
でもこんなに軽くてコンパクトならどこにだって行けそう。それこそ山にも持っていけそうですよね。
山のテント泊ってのも憧れ……
星空とかきれいなんだろうなー。
平地でガクブルしてる人間なので、行くのはだいぶ先になりそうですがいつか挑戦してみたい。
安全性が気になるけど、いつか行ってみたい。