燻製ポテトサラダ失敗しました……
キャンプ料理って失敗するとダメージ大きいですね。😓
家と違って近くに冷蔵庫もないし、リカバリーする方法も少ない。
でも失敗は成功のもと！ 次に活かそうと思います。
燻製ポテサラの記録
どのような流れで失敗に至ったのか、お話しいたします。（自供）
芋をレンチンする
ポテサラって難しくはないけど微妙に工程多いですよね。
なので、できるところまで家でやっておこうと思ったんです。
芋をレンジでチン、したところ竹串が通らない！？
なんとか入るレベル。
「この後燻製するし、熱入るでしょ」
そんな楽観的な考えで再加熱せずに次の工程に移ってしまいました。
芋の皮を剥く
加熱した芋ってするっと皮むけますよね？
なぜか身がついてくるんですよ。
ここで再加熱すればよかったんですが、一部分ホクホクしてるものだから「まあいっか」と思ってしまった。
二度目も気づくチャンスがあったのにスルーしてしまった……！（おバカ）
翌朝の芋
翌朝、冷蔵庫から芋を取り出してみました。
部分的に茶褐色……
「ふかし芋ってこんな風になるっけ……？」
嫌な予感がよぎりました。
でも、また楽観的思考が……
「見た目はアレだけど燻製したら色もつくし、味に変化ないよね」
ここで素直に再加熱しておけばーー！(泣)
この時の私は燻製の加熱パワーを過信してたんですね。
以前、燻製ウインナーがこんがり焼けたので「燻製って火通るんだな～」って思ってしまったんです。
でも、この前作った燻製明太子は半生だったのに気づくべきだった。
燻製の加熱に期待してはいけない。
あくまで熱燻は香り風味づけのもの。
ウインナーはまだしも、火の通りにくい芋の加熱に期待してはいけなかった……
芋を燻製する
バーベキュー場にやってきました。
電子レンジなどという文明の利器はありません。
ちなみにレシピはこちらを参考にしました。
こちらはイージースモーカーという燻製器で作っており、保温機能というものもあるみたいなんですよね。
私の鉄板に放置しただけで保温と言い張るものとはまるで違う。
ホイルの蓋を開けると、「飴色になってる！」ってのを、やりたかったんだけど……
色うっす……
手前の卵はやや色ついているけど奥の芋は見た目変わらず。
しかも箸で掴んだ感じ、明らかに固い。
加熱もされてないじゃないか……（絶望）
拳で芋を潰してみる
「失敗だわ」と思いつつ足掻いてみることにしました。
酢と砂糖を入れたジップロックに芋を投入。
そして手でつぶ……潰せない……！
拳で叩いてもだめ。
自分の握力でどうかなる硬さではない。
ここで諦めて水を汲んできて茹でれば良かったのですが、水場が遠い。
汲んでくるのも面倒臭い。
しかも中途半端に潰れている部分もあるものだから、気持ちが揺らぐ。
トンカチで芋を潰し始める
とうとうトンカチで叩き始めました。
おっ、割れていくぞ。あれだけ固かったのに。
さすがトンカチ！
この時点で半生の芋を食うことが決定しているのに、一時の達成感を味わう。
トンカチでも二打撃しないと割れないんですよ。（絶望）
そしてまたも悲劇が襲う……
ジップロック破れたり
殴打しすぎたみたいです。
そもそもトンカチで潰すなんて用途、想定されてないから仕方ない。
漏れてくる芋ペーストと調味料。
ひぇ……
実食
「シャキシャキしてんなあ」という感想。やっぱ生だこれ。
そして燻製の味が全くしないんですよ。あれだけ手間ひまかけたのに。
食感も味も香りもダメとか……こんなことあるんだ。
燻製ポテサラから得た教訓
キャンプはリカバリーしづらいので、ちゃんと準備しよう。
荷物を最小限に済ませがちな徒歩キャンパーは特に注意した方がいいと思う。
ギアが少ないのなら事前に準備するか、簡単な料理にすること。
今回は準備したものの、完璧ではなかった。
現地でリカバリーできるという甘さがあった。
リカバリーできなくはなかったんですよ。
遠い水場に行くのを面倒くさがらなければ。
ただ、癒やし目的で来ているキャンプで面倒くさいことはしたくない。
家では生まれにくい感情。
文明の利器（レンジ）最高すぎる……
ただ今回の場合、茹でたとしても芋に水分が残るので、燻製されるかは疑問。
バーベキュー場に来た時点で燻製ポテサラとしては詰んでいたと思われる。
とにかく事前の準備はちゃんとしようと思いました。（結論）
